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ファイナル・カット/ピンク・フロイド

 ピンク・フロイド12枚目のオリジナルアルバム。この作品をもって、ロジャーはフロイドを脱退します(後に、色々と裁判沙汰とかあったのですが)

 このアルバムを一言で表しますと「レコード・コレクターズ」と言う雑誌に載った(どなたか書いたのか忘れたのですが)紹介文で、

100万枚しか売れなかった名盤

だと思います。この作品に関してはフロイドファンの中でも賛否両論が極端で、僕自身の身近な例でもこのアルバムを何十回聴いた人もいれば、2回しか聴かなかった人もおられます。それほど好みが分かれるアルバムです。

 アルバム全体の内容は、前作「ザ・ウォール」の延長及び補足になります。補足の例としては映画「ザ・ウォール」の最期のほうでピンク(ボブ・ゲルドフ)がトイレで歌っていた(正確には「ストップ」の前に歌っていた)曲が入っています。因みに2曲目の「ユア・ポッシブル・パスツ」です。

 
 それと、映画で使われてアルバム(ウォール)に収録されていなかった曲が今世紀になって、このアルバムに正式収録されました。これは、結構大きいです。と言うのも、この曲を好きな人は多かったみたいで、フロイドのカバーアルバムで取り上げられたり、後に紹介しますベスト盤にも収録されていました。因みに、その曲のタイトルは"ホエン・ザ・タイガーズ・ブローク・フリー"と言います

 曲紹介ですが、最期から2番目の「ノット・ナウ・ジョン」を除いては、ヘヴィ・バラード風味です。メロディだけで語ると、大人しめの曲が続きます。もちろん、盛り上がったりするところもありますが、全体的に大人しいです。

 フロイド及びプログレ初心者の方には、あまりお薦めしません。少なくとも、初心者向けではありません。但し、重くても構わないからバラード風味の曲が聴きたい方には向いているかもしれません。でも、それだったら、このアルバムよりは"イェスー""コンクエラー"の方を薦めたい気も。

 このアルバムを聴く前に、是非アルバム「ザ・ウォール」を聴いてください。その方が理解しやすいです。映画を観ていただけたらモアベターです。

 最後に僕個人の話を。僕が高校生の頃にCDが発売されて、時代はLPからCDへ移っていきました。その中で、僕が産まれて初めて買ったCDはピンク・フロイドの"ファイナル・カット"でした。

※但し、中古。購入前にレンタルして聴いたことがありまして、産まれて初めて歌詞を聞き取れたところがツボにはいったのでこのアルバムを購入しました。

 尚、産まれて初めて購入した「新品CD」は、このCDの次に購入したジョージ・ハリソンの"クラウド・ナイン"でした。

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