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ワイルド・ライフ/ウィングス

 ポール・マッカートニーのソロ3作目且つ、ポールがリーダーとして結成したバンド"ウィングス"の第1作目。

 ソロ(正確には2枚目はリンダとの名義ですが)で2枚ほどアルバムを作成したポールですが、ここでバンドを結成します。

 メンバーはポールとリンダに加えて、前作でドラムを担当したデニー・シーウェルと、このアルバムから長年に渡ってポールの片腕となるデニー・レーンの4名です。尚、ポール、リンダ、デニーを除くメンバーは、殆どのアルバムで増えたり減ったりして一定していません。何か、アルバム"レッド"までのキング・クリムゾンみたいじゃね。

 で、バンドとしての初アルバムですが、内容はかなり荒削りです。言い換えると、ライブ感が結構あります。アルバムタイトルとは無関係(と思います。歌詞を読むに)ですが、ワイルドな音作りになっています。

 で、このアルバムの中での有名曲って言ったら何じゃろうねぇ。

『ポールが書いた曲で"イエスタデイ"ってのがあるが、"トゥモロウ"ってタイトルの曲も書いている。○か×か』

てな感じで「アメリカ横断ウルトラクイズ(一発で変換できた)の問題で使われた"トゥモロウ"かねぇ(B面3曲目orCD7曲目)。あと、福岡にライブで来たときに、OPのPVみたいなところで"Bip Bop"(A面2曲目&CD2曲目)が使われていたわねぇ。でも、ポール自身、この曲はあまり好きではないって言ってなかったっけ?

 で、今回のピックアップ。

 今回は本来アルバム未収録だけど、CDでボーナストラックとして収録された曲をピックアップします。因みに僕はLP時代にシングルで買ったわよ。で、その曲は

アイルランドに平和を(Give Ireland Back To The Irish)

です。ポールにしては珍しいプロテストソングです。アイルランドで起こった事件、『血の日曜日』に衝撃を受けたポールが書いた曲で、出だしこそ普通に歌っていますが、終盤部分はかなり激しく吼えています。まだ当時はパンクロックとかは無かったのですが、後にクラッシュとかNOFXがやったことを先駆けてやっていると思います。

 因みにこの『血の日曜日』に関して、ジョン・レノンもアルバム『サムタイム・イン・ニューヨク・シティー』で取り上げています(Sunday Bloody Sunday)。また『ラック・オブ・アイリッシュ』というこの問題に絡んだ曲も同じアルバムでやっています。

 それとU2の3枚目のアルバム"WAR"の1曲目"Sunday Bloody Sunday"もこの事件を取り上げた曲です。

 この事件に関しては、ウィキペディアとかを参考にしてね。で、別件で買った本にこの問題に関する根本的な出来事について書かれていたのですが、ピューリタン革命あたりが原因みたいです。しかし、歴史と宗教って本当によく絡んで出てくるよねぇ。

 最期にこのアルバムのお薦め度ですが、ポールのソロを初めて聴くって方には、ちょっと予想外かも。結構重いし。特に4曲目(ワイルドライフ)と8曲目(ディア・フレンド)が。

 僕個人としては、初めて聴いた時に8曲目の重さがきつかった。そんな中2の12月30日の朝(このアルバムを買った日のことを大体覚えているんです。色々とあって)。

 尚、ちゃんと明るい感じの曲もありますので、そういう意味ではご安心ください。

↑の本で、アイルランド問題に関して数ページ触れています。

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