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タッグ・オブ・ウォー/ポール・マッカートニー

 ポールのソロ11作目。プロデューサーは5人目のビートルズとも呼ばれた"ジョージ・マーティン(ビートルズの殆どの作品をプロデュースした人)"

 ウイングスでの活動が中断状態になった1980年に作成を開始しました。この時点ではまだウイングスは解散しておらず、次のウイングスを考えていたらしいです。それに基づいたレコーディングナンバーもあるとか。数曲にデニー・レーンが参加していたのならば覚えているのだが。

 しかし、このレコーディングは途中で中断されてしまいます。その理由は

 

 1980年12月8日 ジョン・レノン 射殺

 

 これで非常に精神的ショックを受けたポールは、暫くの間音楽活動を停止したそうです。ビートルズ結成前からの親友の突然の死。ポールの精神に多大な被害を与えたことは想像するまでもありません(因みに、オノ・ヨーコ(ジョン・レノンの奥さんがジョンの死を真っ先に連絡したのは、ジョンの叔母"ミミ"と、ポールだったそうです。ソースは、確かシングル"エボニー・アンド・アイボリー"のライナーノーツ)

 

 そして1982年にやっと発売されたアルバムが本作です。因みにタイトルの意味は「綱引き」です。

 まずは、内容ですが、ポールの作品の中でも完成度はかなり高いと思います。アルバム全体としてのテーマっぽい物は無さそうなのですが、曲のヴァリエーションに富んだ作品になっています。バラードあり、ポップスあり、激しいロックあり。一曲一曲の独立性も高い(1曲だけ除く)ので、かなりお得な一枚になっています。

 

 で、今回のピックアップですが、まずは

10曲目(LPではB面5曲目):ビー・ホワット・ユー・シー

 いや、初めて聴いたとき(14歳だったかな?)、何がしたいのかさっぱり分からなかった謎の曲なのよ。30秒ぐらいかな。何か不気味な曲です。9曲目と11曲目の繋ぎのために入れられたのかしら?

4曲目(LPではA面4曲目):ホワッツ・ザット・ユアー・ドゥイン 

 12曲目"エボニー・アンド・アイボリー"でも一緒に演奏している"スティービー・ワンダー"との1曲です。この曲、ラブソングっぽい歌詞なんだけど、曲がかなり重くて、終わり部分とかかなり鬼気迫る感じです。このアルバムの中で最もヘヴィな曲です。

5曲目(LPではA面5曲目):ヒア・トゥデイ

 ジョン・レノンへの追悼歌。とても悲しくて、とても美しい曲。

 

 で、このアルバムのお薦め度ですが、大です。高いです。これは聴きやすい上に、色々なタイプの曲が入っているのでかなり楽しめると思います。

 

 あと、豆知識っぽいのを一つ。

 ジョン・レノンが射殺された時にポールがレコーディングしていた曲は"レインクラウズ"と言いまして、シングル"エボニー・アンド・アイボリー"のB面に入っています。それと、2曲目の"テイク・イット・アウェイ"注:Drで、リンゴ・スターが参加)は12インチシングルとして発売されまして、A面は"テイク~"で、B面には11曲目"ドレス・ミー・アップ・アス・ア・ラバー"と、アルバム未収録の"アイル・ギブ・ユー・ア・リング"が収録されています。

 で、この2曲。何故かどのCDにも収録されていません。だから聴こうと思ったら中古レコードを探るしか方法は無いみたいです。因みにどんな感じの曲だったか書いておきますと、

レインクラウズ:マイナーコードのフォーク風曲

アイル~:明るい感じのポップ曲。

 どちらとも埋もれておくにはもったいない曲だと思うのですが。どーなんだろー。

綱引きの縄って、結構するんじゃねぇ。(*'-')

ついでだから、今日買ったマンガでもアップしてみるわよ。(・ω・)

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