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ロンドン・タウン/ウィングス

 ポールのソロ8作目且つウィングス6作目(但し、ライブアルバムは除く)

 

 ウィングスのアルバムの中で、一番落ち着いた感じのするアルバムです。派手では無いのですが、いぶし銀みたいな渋さがあります。とは、言っても、ロックナンバーが無いってわけじゃないよ。

 このアルバム作成時のメンバーですが、最初はポールリンダデニージミージョーの5人でレコーディングを始めたのですが、ヴァージニア諸島に浮かべたヨットでのレコーディングを終えた後に、ジミーはスモール・フェイセスに加入するため、ジョーはアメリカが恋しくなった(ポール曰く。ソースはLPのライナーノーツ)ため、ウィングスを脱退しました。

 で、"バンド・オン・ザ・ラン"と同じく3人編成になったのですが、リンダが出産のため産休に入ったので、実質的には最期はポールデニーの二人編成になってしまいました(アルバムジャケットとかでは3人編成になっています)

 それ故か、このアルバムはデニーの色が最も強く現れておりまして、トラッド調の曲が多いです。分かりやすく言うと、民俗音楽的なフォークソング風曲が多いってことです。

 

 で、今日のピックアップは

14曲目(LPB面6曲目):モースムース と グレイグース

 です。個人的にこの曲があまり脚光を浴びないのが腑に落ちない。

 この曲は出だしと終盤部分がマイナーコードのパワーロックで、中間部分はトラッド風になっています。そして、ここが重要(だと個人的に思う)なのですが、この曲は全体にわたって延々とノイズがかかっています。この時期(リリースされたのは1978年3月)に、これだけノイズを使用した曲ってのはかなり珍しいのでは?「ノイズ」のみにこだわると、既に他グループとかでやっていますが、ポップ及びロックの曲に組み入れたのは当時としては珍しいのではないのかと思います。実はそんなことなかったらすみません。僕の数十年に渡る早とちりです。

 もう1曲。

 CDだとボーナストラックで追加されている『夢の旅人』も、結構面白い曲です。パグパイプを使ったりして。この曲はイギリス国内ではウィングスのシングルで最も売れた曲でして、それまでシングル販売数No.1だったビートルズの『シー・ラヴズ・ユー』を抜いたのがこの曲でした。

 あと、この曲はデニーとの共同作品になっています。アレンジとかではデニーの貢献が結構あったんじゃぁないかな。(*'-')

 最期にこのアルバムのお薦め度ですが、ウィングスのアルバムの中で一番地味と言えば地味ですが、故に聴きやすいと思えるので、結構万人向けだと思います。お薦め度は高いです。尚、CDでお聴きになられる際は、ボーナストラックとして↑で書いた『夢の旅人(Mull of Kintyre)が入っている方が終わり方が平穏無事でよいかもしれないわね。

 「モースムース~」は、結構激しい曲だからねぇ。

高けえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! Σ(゚ロ゚;)ノノ

こちらは、普通のお値段じゃね。(・ω・)

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