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Clean Hands Go Foul / Khanate

 "カネイト(KHANATE)"(正確な発音は"ハーネイト"に近いらしいが、日本国内では"カネイト"と表記されるのでそれに従います)のラストアルバム。

 

 4日間に渡ってお送りいたしました、カネイトのアルバム紹介も今回が最後となりました。
  
   
 カネイトは前作をリリースした後、メンバー間の不和が元になり、いきなり解散しました。カネイトらしいと言えば、カネイトらしい最後 だそうです。音楽のイメージにあっているとか。
    
   
 で、前作"Capture & Release"と同じレコーディングセッションで録音されていた音源がありまして、これを用いて作成されたのが、本アルバム
(遺作と言う方が相応しいかも)です。
  
   
Clean Hands Go Foul
 
1・Wings From Spine
 
2・In That Corner
 
3・Clean My Heart
 
4・Every God Damn Thing
  
  
 全体的に、1st → 2nd → 3rd の流れの総決算とも思えるような曲で占められています。個人的な感想ですが、2ndの世界観を、1stの音圧でやった感じがします。2ndの延長線上な感じがするんだけど、2ndよりは合間の音数が多いと思うのよ。
   
    
 歌詞は、1曲目は2nd、3rdと同じく意味深な歌詞ですが、それ以外は1stみたいに直接的な表現が多いと思います。2曲目は…うん、この歌詞から読み取れた情景を書くのは止めておこう。今日この頃洒落にならない内容だし。3曲目は地獄の王の呟きっぽい歌詞ですわね。で、ラストを飾る曲は、
   
    
色々と解釈ができるんだけど。
死にかけていて、延命治療の中で死におびえている人の心境をダークに描いたものってな感じもするんだけど、今読み返して感じたのが、
    
     
もう、この人生何も良いことが無いし。世界なんて滅びろ。あと、俺、今すぐ死ね。今すぐに死ね。
   
            
ってな歌詞な気がしてきた。自分の死と世界の滅亡を望むってな内容じゃないのかしら、これ。暗いよ、果てしなく暗いよ。曲も暗いけど。まぁ、
このバンドに明るさを求めるってのは、12月の北極で海パン一枚で楽しむバケーションを求めるぐらい、無茶ですが。
   
     
 で、通例のジェイムズ・プロトキンの御好意によるボーナスディスクですが、今回はありません。解散してしまったし、付属させるおまけがもう無かったのかねぇ。
   
   
だがしかし、
   
   
最終曲の
"Every God Damn Thing"は、日本だけ特別テイクになっているそうです。海外盤ではどうなっているのか分からないので何がどのように変わっているのか書けないのですが、何はともあれ32分52秒。ただ今、この曲を聴きながらこの文章を書いているのですが、8分15秒を過ぎても歌が始まりません。ずーーーーーーっと、静かな演奏になっています。静かと言っても、安らぎなんか無いです。恐いです。9分を過ぎて、やっと声が入りました。尚、この間に"The Beatles"の"Hey Jude"が余裕で終わっています(因みに7分5~7秒)。
  
   
 そして、盛り上がりとか破棄したまま、このバンドの演奏は終了します。
   
    
 全ての希望や明るさを否定、と言うより前提からしてそれらが存在していなかったバンド"Khanate"。このアルバムでバンドとしての息を引き取りました
(少なくとも、この記事を書いている今日この頃では)
    
    
    
 以上、カネイトのアルバム紹介でした。
   
   
 次回からは、少し趣が異なる曲調のアルバム紹介をする予定です。
   
             
 ではー。(・∀・)ノ♪
   
     
追記:ジャケットですが、廃墟の一部っぽい写真が使われています。2曲目
(In That Corner)のイメージからなのかしら?

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