プログレ三昧!(日記&音楽ネタ)
NHKさんが、本気を出すと凄いことになる。
NHK-FMで8月8日(日)の午後0時15分から、翌日午前1時まで、プログレッシブ・ロック(以下、プログレ)ばっかりを流す番組を行います。これまでも色々な○○三昧をされておられまして、ネット上で有名だったのは、アニソンかな?
長時間の番組なので、プログレ特有の「1曲が長い」ってのにもある程度対応しやすいと思います。つか、長時間の番組だからこそ、プログレを扱える気がします。リクエストの中には"チューブラ・ベルズ pt.1"とか結構ありそうだから、それをフルで流すことも可能ですし(因みに、25分近くあります)。
強いて難を言えば、リクエストが1曲ずつしか送られないってことですかねぇ。僕、プログレの名盤の話になると、アフロディティス・チャイルドの"666"を真っ先に挙げちゃうんですよねぇ。でもって、このアルバムでリクエストをしようとすると24回ほどリクエストをしたくなったり。えぇ、全曲をリクエストしようとする時点でバカですが。大人しく"エーゲ海"だけをリクエストしろってな感じですが。でも、このアルバムの中で1曲だけリクエストしろと言われたら、奇をてらって"∞"をリクエストしそうな僕がいる。(゚∀゚)
注釈(注:プログレ趣味がない方向けにしております):
アフロディティス・チャイルド:"炎のランナー"とか"ブレードランナー"とか"霊感の館"で有名な、ヴァンゲリス・パパサナシュウがいたバンド。
エーゲ海:アルバム"666"の中で一番有名な曲。普通にポップスが好きな方には、"バビロン"とか"4人の騎手"がお勧め。
∞:下手すれば引きかねない曲。この曲だけを取り出すと、アヴァンギャルドになってしまう。
因みに僕は、考えに考え抜いて2曲ほどリクエストいたしました。一つは、プログレファンの方々にもご納得いただけるのでは無いのかと思える、「いかにもプログレ」と(僕個人が)思っている曲です。どの曲かは伏せておきますが、生首でクリケットをする趣味はお持ちになられないほうがよろしいと思います。刑法的な意味でも。
もう一曲は、人によっては「何故にそれ?」と思われるでしょうし、人によってはそれもありってな感じを受けられるかもしれません。ピテカントロプスになる日も近づいたことですし。
んでもって、たまに発生しそうな議論として『プログレとは何か?』ってのがあると思います。無かったらごめんなさい。
個人的にそれを思ったので(細かいところは省くとしますが、彼是24年前ぐらいにその疑問を感じたことがあります。そこからの話は長いので省略いたします)、手元にある書物を開いてみたところ、
プログレッシヴ・ロック(プログレ)とは、1960年代の終わりごろに登場し、70年代に隆盛をきわめた、クラシック、ジャズ、文学などの要素を盛り込んだ芸術性の高いロックのことである。
そうです。因みに引用元は、立風書房さんから出ている"200CD プログレッシヴ・ロック"の2ページ目です。一応、最後に、amazonさんのこの商品へのリンクを張っておきますが、もしもご近所の本屋さんで見つかったら、そちらもよろしくです。
尚、この2ページ目の最後の方に、80年代以降について軽く書いているのですが、そこの引用は止めておきます。つーのもだ、そこに書いているのは正しいとは思うのですが、それを当てはめちゃうと、もう、何がプログレなのか分からなくなってしまう可能性もあるのよ。例えば、"ドリーム・シアター"って言うHM系のバンドがいるのですが、このバンドをプログレと呼ぶのかどうなのかとか。"ドリーム・シアター"はまだ良いのですが、だとすると"アイアン・メイデン"はどうなるのかとか。
つか、変テンポとか変調とか入れてしまうと、一時期の"メタリカ"も含まれはしないかい?ってなことも(個人的に"Justice for All"は多少ながらもプログレ臭がすると思います)。
まぁ、プログレッシヴ(progressive)だから、文字通り「積極的」に今の時代と上手く同化しながら、次々と後継者を生み出しているのかもしれません。極端な例(?)として、プログレとは(多分)180°異なるジャンルと思われるパンク・ロックでも、プログレみたいにコンセプトアルバムを出したりすることがありますし(グリーン・デイの"アメリカン・イディオット"ね)。
70~80年代までは、プログレ自体がはっきりとした一つのジャンルだったのですが、今では、一つの確立したジャンルというよりも、他のジャンルへ忍び寄り、そして取り込んでいるってな感じになっているの「かも」しれませんね。それほど、今の音楽は多様化していると思いますし、同時にそれは音楽趣味の人にとっては、喜ぶことは有れ、嘆く箇所は無いと思えます。
個人的な想いですが、プログレが好きな人は、元々プログレ自体が色々な音楽を取り込んでいったジャンルだから、音楽自体を音楽全体を楽しめる方が多いのかもしれません。
まぁ、この文章を書いている僕も、一般の方々が聴かれたら破壊衝動にかられそうな電波ソング(萌えソングでも可)から、ジョン・ケージとかフランク・ザッパとかも楽しむ…趣味人と言うより、ド変態だな。すみません、僕は一般人から切り離してください。ごめんなさい。
何がなんだか良く分からない方向に話が行ってしまいましたが、何はともあれ、8月8日は、プログレ三昧です。FMをお聞きになられる方は、ちょっとの時間でも良いから、聴いてみてね。
尚、
当方、当日は仕事&山間部に住んでいるのでFMが上手く受信できないので、聴けない可能性が大です。(ノ∀;)
いいもん。空いた時間でどうにかしてみるもん。高校生の頃とか色々な手段を使って、ジェネシスのライブとかをFMで録音したことがあるもん(因みに"ブロードウェイ"のライブでした)。あの頃(昭和61年近辺)は、FM文化が凄くてねぇ。FM雑誌=音楽雑誌だった頃があったんよ。毎月、カセットレーベル風な写真とかが載っていて、それにそのFM雑誌によって選ばれたベスト版とかの曲が書いていたりして。そう言えば、Burrn!にもそんなページがあったなぁ。FM fan だったっけ、雑誌の名前。ちょっとお洒落な風景の絵が描いてあったりして。
でもって、ちょっと本棚を探ってみたら、1988年2月号のPOPGEARを見つけました。見開きの宣伝ページは『レベッカはリバティの中にいる』といった宣伝文句による、SONY社のコンポの宣伝でした。おぉ、これ、MDがまだ着いていないぞ。(・∀・)
POPGEARを読んで、少しセンチメートルになったので、今日はここまでです。後半がグダグダになってしまってごめんなさい。
いじょー。(・∀・)ノ♪
追記:当時のMRIB TOP 50 SINGLES(1988年2月?)
1・FAITH … George Michael
2・Is This Love … White Snake
3・Heaven is A Place on Earth … Belinda Carlisle
がTop3でした。うわ、50位にRick Astleyの"Never Gonna Give You Up"が。しかも、赤丸急上昇中。
あと、参考用にamazonリンクを張ろうと思ったら、amazonには無いみたいでした > 200CD プログレッシヴ・ロック
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コメント
そしてプリンスが新譜発表ー!
д・)Ξ
投稿: ケージ | 2010年7月27日 (火) 22時07分
うぃっす。(・∀・)ノ♪
んでもって、プリンスが新譜発表ですかぁ。全く、あのお方は天才とかワーカホリックとかを通り超えた何かですなぁ。つか、よくネタが尽きないなぁ。まぁ、10代の頃から活躍しておりますからねぇ。凄いよねぇ。('-'*)
投稿: きぃ | 2010年7月28日 (水) 17時21分