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ユートピア / トマス・モア 著

 

"ユートピア"って言葉を皆様は、一度は耳にしたことがあると思います。その言葉の語源となっている小説"ユートピア"を読んでみました。

   

 感想を書こうと思ったのですが、この作品、見方を変えることによって色々な捕らえ方ができるので、一筋縄ではいきそうにありません。トマス・モアが生きていた当時の社会に対する風刺としての見方もできますし、『ユートピアとは果たして本当に理想郷であるのか?』といった問いかけも行えることができます(本文の中でも、著者であるモアがそのように問いかけていると思われる場面もあります)

   

 一般的に言われている『理想郷』としての『ユートピア』に対して、その逆の世界を『ディストピア』といいますが、本作品も見方によると『ディストピア』作品とも言えない事も無く。

   

 とは言うものの、その中身が全体的におかしいと言うわけでもなくて。って、ここまで書いて解説が少し足りなかったと思うので、この作品のあらすじについて簡単に書きます。

  

ユートピア(ギリシャ語から作った言葉で『どこにもない国』の意)に行ってきた人がいるよ

トマス・モアとお友達がその国の色々(法律・文化・宗教等々)をその人から聞いたよ

本にして出版することにしたけど、ユートピアの場所を聞くのを忘れた

髭は罪を犯していないぜ、ベイベー。

    

でした。何か、間違ったのが混じっているような気もするが。モアが旅人から聞いた話をまとめたってな形になっているフィクション物です。どうしてそんな形を取ったかとかは、解説を読んでね。

    

 で、この本の中身が全体的におかしいってなわけでもないのですが、何かしっくりこない感じも。

   

 どの視点からこの本を読むのか。この本に書いていることを、完全に受け止めるわけでもなく、完全に否定するわけでもなく、一歩引いたところから眺めるような感じで読んでみたらよいかもしれません。あまり、熱くならないように、一冊ぐらいお気に入りのマンガでも横に置いておく方が良いかも。僕は、あえてゆっくりと時間をかけて読みました。

   

 またそれ以外に、単なるエンターテイメント小説として読んでも面白いかも。

             

 いじょー。

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