2011年購入したCDの感想等々
今年購入したCDの簡単な感想とか、個人的ベスト等を書いてみます。尚、タイトルを赤文字で書いているものは新品を、紫文字のは中古で購入しました。
1月
○FALCO / Spirit Never Dies
ドイツのボーカリスト&ベーシストFALCOの最終作(遺作集?)。タイトル曲をYouTubeで聴いて、凄く良かったから購入しました。
○らき☆すたRE-MIX002
『もってけセーラー服』のリミックス等。でした。
○ファジー・ウォーブルVol.3/アンディ・パートリッジ
XTCのアンディ・パートリッジによる、主にXTCのデモトラック集です。Amazonでの紹介文で一曲ほど強い興味を持ったので購入しました。メロウな曲かと思ったら、そうではなかったけど。
○メイドさんベスト復刻盤
数年前に発売されたアルバムの復刻盤。発売当時、知人からネットラジオで聴かせてもらい、あまりの凄まじさに直ぐに購入に走ったのですが、既に売り切れておりました。で、ネットをうろうろしていたらこのCDが発売になっていたことを偶然知り、購入致しました。どうやら売り切れギリギリに購入できたっぽいです。
○暴力温泉芸者/Teenage Pet Sound
メイドさん↑のCDと同時に購入。内容はノイズ+アヴァンギャルド+ポップスってな感じです。3曲入っておりますが、1曲目と3曲目に同じメロディーを奏でる部分があるので、3曲通して1作品と考えた方が正しいかもしれません。
○デスクトップのメイドさん サントラ
前世紀に発売されていた、PCのデスクトップアクセサリーで使用されていたBGM等を集めた物です。新品で購入したのですが、気になるお値段が100円だった件について。偶然見つけた時には驚いたわ。
○ラブ/Death Devil
○けいおん!! イメージソング 真鍋和
○けいおん!! イメージソング 平沢憂
○けいおん!! イメージソング 鈴木純
年始のけいおん!!祭り
2月
無し
3月
○20 Mothers / Julian Cope
イギリスのボーカリストのアルバム。このアルバムの前の3作は『内省的3部作』とも言われておりまして、結構心の内の中に籠ったような作品でしたけど、このアルバムでは若干明るめになっております。
一部、混沌とした感じの曲はあるのですが、前3部作と比べると格段に聴きやすいです。あと、ジャケットを含めての全体的雰囲気が明るくなったので、前3部作と切り離された見方もされるみたいなのですが、実は前作"Autogeddon"に絡んでいる曲もあります。
3曲目"Try Try Try"は名曲。
4月
○ボズ・スキャッグス down two turn left
アメリカのAORの代表格な人。良質のポップアルバム。Silk Degreesと比べると、少し大人しいかも。多分、僕が今年購入したアルバムの中では、最も一般受けする作品だと思います。
5月
無し
6月
○jesu / assetion
感想 → ♪
7月
○Mogwai / Hardcore will never die but you will
イギリスのバンド『モグワイ』の最新作。前作と同じような路線。昔みたいに静・動の差を明確にすることは少なくなったかも。
8月
○シスタープリンセス オリジナルサウンドトラック
○シスタープリンセス RePure OST
中古屋で色々と見ていたら、見つけたので購入。全体的に明るい感じ。暗い感じの曲は無かったような記憶が。RePureの前のサントラでは色々な感じの曲が入っていたのですが。
9月
○宮下智 / ベーシストを鍛える“本物”のクラシック練習曲
厳密にはCDでは無くて、ベースの練習用の本になります。この本には、楽譜の曲を演奏されたのがCDとして付属しているのですが、これが普通にBGM用としても結構良い作品でした。そこで、今回はCDとしてカウントすることに致しました。
10月
○Sunn O))) / Monoliths & Dimensions
イギリスのドゥーム/スラッジ系のバンドの最新作。このバンドの曲ですが、分かりやすく書くと『暗黒』系になると思います。HMの禍々しいところを抜き出して、スローにしてリズムを廃止したような曲を主に演奏しております。
しかし、今回の作品では今までとは異なったタイプの曲も演奏しております。そこが、このアルバムの魅力の一つとなっております。
余談になりますが、このバンドのアルバムに興味を持ったきっかけの一つに、ジュリアン・コープ(注:今年の3月にこの人のCDを購入しております)が"ホワイト1"と言うアルバムに収録されている"My Wall"って曲に参加しているってのがありました。
11月
無し
12月
○Singing!
○Unmei♪wa♪Endless
感想 → ♪
○K-ON! Movie Original Soundtrack
感想 → ♪
で、今年一年間を振り返っての感想ですが、一月はともかくとして、3月以降何もかものテンションが下がってしまったからなのか、今年は例年に無いほどCDを買いませんでした。金銭的にも結構つらいところがあったのも事実ですが。
今年購入したアルバムの中でTop3を選ぶと、
・jesu / assetion
・Sunn O))) / Monoliths & Dimensions
・百石元 / K-ON! Movie Original Soundtrack
かな。jesuに関しては、レビューで長々と語っておりますが、全体的に僕の好みの曲が続いているからで、けいおん!のサントラに関しては、元ネタ探しとかで色々と遊べたってところがあります。あと、アルバム全体の流れとしても良かったかと。Sunn O)))は、まさかの起承転結がついたアルバムになっていたのが驚きでした。前作Black Oneから、ある程度の(アルバムの流れとしての)起伏は見えていたのですが、今作ではまさかオチが綺麗につくとは思いませんでした。
これにもれたアルバムとして、Mogwaiの新譜なのですが、曲数をもう少し減らしても良いから、もうちょっとコンパクトにまとめて下さった方が良かったな、と、僕個人は思っております。"Happy Songs For Happy People"とか凄く好きなんだけど。
続いて、曲のTop3。曲単位では以下のようになりました。
・jesu / Fools
・Mogwai / White Noise
・Sunn o))) / Alice
jesuの曲はアルバムのOP曲です。出だしはマイナーコードで、凄くだるそうな感じでして、正直『何があった?』ってな感じだったのですが、途中からいつもの『へヴィ + ポップ』路線になりまして、最後は安心のjesu節でした。このアルバムの中では一番メランコリックかも。
Mogwaiの曲もアルバムのOP曲です。Mogwaiの曲編成で割とよくある、出だしはシンプルだけど段々と音を重ねていき、最後には盛り上がるタイプの曲です。単純ではあるけど、希望を感じさせるメロディが素晴らしい曲で、一時期はヘビーローテーションになっておりました。
Sunn O)))の曲は、アルバムのラストナンバーで、これまでのSunn O)))の曲とははっきりと違うアプローチを行っております。そもそも、今回のアルバム自体がホーンセクションとか、女声コーラスを取り入れており、今までとのアルバムとの違いがそれなりに出ているのですが、この曲(Alice)は特に異なっているタイプでした。何が、そんなに違うのかですが、この曲は最後にメロディアスな展開になります。今までのこのバンドではあり得なかったメロディなのですが、それを取り入れながらも変に売れ線に走らなかったといった、言うには簡単だけど実際に行うには難しいことをやっております。このアルバム自体も、全4曲を通して、(聴き手は選びますが)聴き易くなりながらも自らのスタンスを崩さなかったという、希有なアルバムになっていると思います。
以上、簡単ながら今年購入したCDに関する感想等でした。
いじょー。
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