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映画「けいおん!」個人的感想

 上映開始してから、一か月以上経ったので、そろそろ書いてもよいかなと思いましたので、映画の感想等を書きます。一応、ネタばれとかありますので、未見の方はご注意ください。

 それと、内容の細かいことに関しての細かい感想などは、DVD/BDが発売になってから再度行おうと思います。サントラを聴けば、大体のシーンは思い出せるのですが、見ながらのほうが細かい突っ込みとかできるので、そっちの方が楽しいかなぁと思うので。

    
  

 で、個人的な感想としては、ロンドン旅行が話のメインになるのかと思っていたのですが、実際には作中曲『天使にふれたよ』の制作過程がメインになっていたのが少し驚きました。意外と、ロンドンはあっさりとしていたような気が。とは言っても、中盤までの話のメインではありましたが。

 ロンドンなので、ロックネタがどれくらい出るかと思っていたのですが、思っていたほどは出てきませんでした。とは言っても、"デビッド・ボウイ"の名前とか出てきておりましたが。あと、エンディングが思いっきりThe Whoネタだったり。最初は気がつかなかったのですが、映画『さらば青春の光』(The Whoのアルバム"四重人格"を映画化したもの)のラストシーンが元ネタ(になっている可能性がある)っぽいんですよね。とは書いているものの、他の方からの指摘で気がつきました。つーのも、この映画(さらば~)、一度しか観ていないんよ。どちらかと言うと、気が滅入る感じの内容だったので。あと、The Whoのドキュメンタリ映画"The Kids Are Alright"のジャケットと同様のシーンがあったり。ステッカーで売ってくれないかなぁ。エフェクターケースに貼りたいんだけど。

  

 話全体をまとめてみると、梓にプレゼントする曲(天使にふれたよ)の作成過程をベースとして、前半~中盤はロンドン旅行がミックスされているってな感じかしら。それと、演奏シーンが結構多かったです。5曲ほどありました(出だしのデスデビルごっこは別として)。つか、デスデビルごっこで流れた曲が、なんとなくハロウィン(ドイツのメタルバンド)の曲っぽくて笑った(注:これは映画を見た当時の感想なのですが、この記事を投稿する前にこの曲(光)を入手いたしまして聴いてみたところ、ハロウィンよりはメガデスに近いような気がしてきました。曲調というより、ギターの音が)

  

 お笑い要素に関しては、随所でネタをやっておりました。『デスデビルごっこ』とか『ヨーロッパ』スケッチとか色々と好きですが、一番個人的に大受けしたのがロンドンのホテルでの『梓:唯先輩がいない!』『唯:あずにゃんがいない!』って言いながら、二つの部屋をぐるぐると回っていたシーンです。ボードビリアン風の曲に乗せて流れたあのシーンが、一番笑ったかなぁ。あとこのスケッチの中では、唯もしくは梓が行った部屋を澪と紬が指さすところも好きです。

   

 逆にクールだなぁと思ったのは、地下鉄のシーンです。BGMが"London E"の個所です。B GMと、絵がとてもマッチしていると思うんよ。

   

 感動的な意味で好きなシーンは、2箇所あります。

 まずは『天使にふれたよ』演奏シーンの中で出てくる、4人の練習風景でして、その中でも特に唯 → 澪 → 律 → 紬 の順番でボーカルを回していき、歌詞カードを唯が持って各自に見せながら、指揮っぽいことをしているところがツボに来ました。と言うのも、過去に同じようなことをやったことがあるからなんです。
         
 大学時代の軽音楽部で、フル・オリジナルバンドをやっていたのですが、練習時間が足りなくて僕の部屋で4人揃って練習したことがありまして、まさしくこんな感じで練習をしておりました。それを思い出してちょっとノスタルジーが入り、少しウルっときました。つか、この曲のシーンは素晴らしいわ。BDのおまけとかで、TVアニメでの演奏シーンと組み合わせて、1曲丸ごとPV風にしてみてくれないかなぁ。
     
 もう一か所は、4人(唯・澪・律・紬)が卒業式の後、屋上を叫びながら走るシーンです。特に、最後の律が跳ねるところが。楽しかった今までの生活が過去になり、夢がある未来へと移りゆくあの瞬間を上手く表現しているなと思ったんよ。卒業式ってそんな感じの独特のテンションがあるよねぇ。

 

 演奏シーンでは、先述した『天使にふれたよ』と、『U&I』の最後で飛び跳ねる唯に合わせて、紬が控えめにジャンプをしているシーンが好きです。あと、唯と梓がお互いに向かい合って演奏しているシーンとかで色々と解釈がありますが、実際にライブとか行うと、割と普通にやる動作ではあります。演奏者同士が演奏しながら向かい合って、アイコンタクトとか、掛け合いとかやってみたりすることは、割とあることじゃないのかと思いますが、そんなに無い事だったらごめんなさい(追記:パンフレットを読み返してみたら、唯と梓のこのシーンは意図があってやっている個所みたいでした。パンフレットP23/右上部分より)
               
 そりゃそうとして、『U&I』で客席ダイブをするのは良いけど、そんなことをしたらボーカルの音が出なくなるぞー(理由:マイクから離れるから。結構な声量の持ち主でも、マイク無しだとバックの音で声がかき消されます)。つか、そんな突っ込みをやっていたら『天使~』とかどうなるのかと(マイクが無い)。いや、それ以前にTVでの『先生!』の回で、さわちゃんがデスデビルキャラになったときに、自動で会場の電源が切れたのはどうなるのかと。さわちゃんは超能力者か何かなのかと。いや、そんなことを言い出したらTVでの『マラソン大会』での唯の行動が大問題と言うか、反省文では終わらない内容、つかその時のさわちゃんは一体どこまで探しに行ったのかとか。← お前は普通に単純に作品を面白がることはできないのか。
         
 いや、演出上の効果とか分かっておりますが。たまにふと突っ込みを入れたくなることがあるんよ。そりゃそうとして、結局、唯たち4人が言った学科って理系なんだろうか、文系なんだろうか。原作でmolとか出てきていたからなぁ。
               
   
 
あと、細かいところに突っ込みを入れだすと、それこそ純文学とか古典とか名作とか言われている作品でもおかしなことになるぞ。竹から子供が産まれるし団子で野生動物が手下になるし、月に人が住んでいるし、朝目が覚めたら巨大な毒虫になっているし蛇が謎の後退をするしとりあえずユートピアがどこにあるか最初に聞いておけよこのうっかりさん♪(テヘってことがあるし。

 

 脱線したので、話を戻します。つか、もう誰も読んでいないような気がしてきた。

 

 映画自体に対する細かい感想とかは、後日DVDかBDを購入してから書くとします。やっぱ、目の前に無いと細かいところが思い出せないので。

 

 あと、3回目に観たときですが、 "Unmei wa Endless"(挿入歌)が流れてきたときに驚きました。1回目・2回目では無くて、3回目のときに驚きました。つーのも、3回目の時はサントラの曲を覚えて観に行っていたんですよ。なので、『かりんとう男爵の一週間』(梓が見た、唯が留年しているといった内容の悪夢のBGM)の次に『Fairies' Party』(みんなで観覧車に乗ったシーンで流れています)が流れると思ったら、予測していたのと違うタイプの曲がいきなり流れてきたので、驚いたわ。

 

 以上、映画版のざっくりとした感想でした。

 

 続いて、このアニメ作品全体に関して、僕が思ったことを書いておきます。別欄で書こうかと思ったのだけど、別な文章で書く必要性もなさそうな感じだし、でも個人的に思ったことは書いておきたいなと思ったので、ここでさらっと書いておくことにします。
            
 本作品は、記憶が正しければ女子高生とかにも受け入れられるように作成されていたはずです。あと、メインスタッフが女性ってこともあったからか、無用なお色気とかは無かったと思います(人は何に色気を感じるかは十人十色だから、絶対とは言い切れないけど)。もっとはっきりと書くと『パンチラ』とか一切ありませんでした。つか、観ている途中で『女子高生キムチかよ』と突っ込みを入れたくなったほど。重力度外視しているシーンとかあったもんなぁ。とは言うものの、女性もターゲットに含めるとしたら当然あり得る処置ではあると思います。でもね、これね、スタッフの方は予想もしていなかったと思うのですが、逆に僕らぐらいのぶっちゃけ『おじさん』世代にはとても助かったんよ。つーのもね、もしも思いっきりパンチラシーンとか出てきたとするよね。するとだ、この作品を観ているって言うのを正直に言ってよいものなのかどうなのか、悩むんよ。他の作品ならともかく、今回みたいに趣味(=音楽)ネタが力いっぱい絡んできているのに、パンチラ一つで(この作品を)観ているってことを肯定しにくくなってしまって、心の中で凄い葛藤が起こっていたんじゃないのかと思うんよ(つーても、この年齢でアニメを観ているってこと自体も、あまり褒められたものではないのでしょうけど)
   
 で、この作品ではその手の不必要な色気が無かったので、観ることに対する気まずさが無かったのが有難かったし、逆にそんな感じだったから、この作品を観ているってことを明言する人が多かったんじゃないのかなぁ。結構、男性はビビりが多いです。
             
 逆にパンチラ....どうでも良いけど、今までの記事の中で『パンツ』とか『パンチラ』って文字が一番出てきているのがこの記事だろうな。『ズボン』とでも書いておくべきだっただろうか。それだと、パンツじゃないから恥ずかしくないし。人は、こうやって発狂に至ります。
  
 話を戻して、逆にパンチラがあった故に紹介しにくくなった作品があるのかと問われると、これがあるんですよ。けいおん!とは真逆で、背景とか物が簡略な記号化されていたり(例:けいおん!だと出てくる車も実在する車を丁寧に描いておりますが、ある作品では出てくる車が全部同じ形・色で統一されています)、必要最低限の登場人物以外は出てこなかったり(故に、通行人すらもいなかったはず)、メインヒロインの母親の描き方が、アングラ(昭和40年代を中心に流行した、文化としてのアンダーグラウンドのことね)っぽいイメージがあったりして、美術・背景とかが物凄く好みなんですよ。また、第2話の展開は個人的に物凄くツボに入って、思わずもう一度頭から見直したぐらい衝撃的だったりするんですよ。第2話後半における(話全体通しての)メインヒロインが事実を語るシーンが。ネタばれになるから、これ以上は書きませんね。 で、それほど衝撃を受けたのに、感想を書いていない理由ってのが第1話冒頭にのっけから出てくるパンチラ、つか、パンモロ。最初観たときには、どうしたものかと。理由はあるそうなのですが(原作にあるそうです)。あと、5話のOPの動画をどうにかしてくれぇ。人に勧めにくくなるじゃないかぁ。
             
 つーわけでね、けいおん!がかなり売れたのって、色々と理由はあると思うんだけど、過剰なエロスが無かったのも理由の一つでは無いのかと思うんよ。まぁ、もしもあったら、少なくとも経済レポート(広島のローカル経済誌)のコラム担当者が、年末恒例の今年観た映画TOP10の3位にこの映画を挙げることは無かっただろうなぁ。
   
 そう言えば、1回目に観に行った時、待合室で座って本か何かを読んでいたら、初老の夫婦の方がけいおん!の卓上に置いている何か(正式名称知らない)を見て、「これって今流行っているみたいね。今度観てみる?」とか話されていたなぁ。
   
 ほんま、冗談抜きで過剰なお色気が無くてよかった。
   
 あとTV版では水着シーンはあったけど、これをお色気と言うのかどうなのかは、僕にはわかんない。つか、水着がお色気だったら、海水浴場は全部封鎖せんといけんことになっちゃうわね。
   
 あと、念のために書いておくけど、お色気とかが嫌いってわけじゃないわよ?むしろ、好きな方よ。あと、下ネタに関してですが、内容によるけど、嫌いだったら"モンティ・パイソン"とか"フランク・ザッパ"とかに興味は持ってないわ。

 

 最後に、今回の映画版に絡めて、他のロック関係の映画を軽く紹介しておきます。興味があったら、借りてみてね。つーても、一部はレンタルしているのかどうなのか疑問なのですが。ビデオの頃はレンタルがあったんですけどねぇ。

 

○ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
           
 多分、元祖ロック関係の映画じゃないかしら。内容は、コメディタッチです。演奏シーンとかも結構あります。映画としてみても面白いから、これはぜひ一度はご覧になっていただきたいです。
   
 逆に映画"レット・イット・ビー"はドキュメンタリでして、解散直前の殺伐とした雰囲気が漂っておるそうです。と、如何にも観ていないような感じで書いているけど、実は最後に見たのが数十年前で、あまり内容を覚えていないんよ。

 

○ラトルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! ~四人もアイドル~
   
 伝説的ビートルズ・パロディーバンド"ラトルズ"による、ビートルズの歴史をパロディ化した映画です。パロディとは言え、中心人物のニール・イネスが書いた本格的すぎてパロディの域を超えてしまった曲が使われており(しかも、演奏はベース(=ポール)役を演じたエリック・アイドルを除いた他全員+1名で行われています。エリックは元々はポール役をする予定では無かったのですが、都合の良い俳優が見つからなかったので一人で二役を行うってな感じでポール役を演じております)、出てくるインタビュアーの中には、正真正銘ビートルズのメンバーであるジョージ・ハリソンがいたり、ラトルズに関してロング・インタビューを受けているのは本人役で出演している、ミック・ジャガーだったり。パロディを本気で全力を出してやると、こんな凄い作品になります。

 

シド・バレット
          
 御存じない方は結構おられると思います。ピンク・フロイドの元メンバーで、最初のリーダーだった人です。この人のことについて関係者等のインタビューで構成された作品です。因みにこの人の知名度は低いかもしれませんが、売上枚数とか、750週ぐらいビルボードにランクインしたりしてギネスブックに載ったアルバム狂気ウォールの元ネタの一部はこの方だったりします。あと、クレイジー・ダイアモンドの元ネタもこの方。表には現れないけど、実はロック関係に関しては凄い影響を与えている人なんよ。

 

ジョイ・ディビジョン
   
 つい最近、DVD化されました。ニュー・オーダーって言うバンドの前身バンドに関するドキュメンタリです。内容については、全く知らない方が衝撃的かもしれないから伏せておきますね。

 

アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち
         
 カナダの"アンヴィル"って言うHMバンドのドキュメンタリ作品。同時期にデビューしたバンドが大物になっていくのに、このバンドだけがブレイクしないまま。そんな彼らの生活を追いかけたドキュメンタリです。因みにこの作品及びバンドに関しては、けいおん!の同人誌である"ROCKeiON"で知りました。しかし、音楽が絡むアニメだって言うのに、音楽ネタの同人誌が少ないなぁ。もう少し欲しいなぁ。

 

 

 以上、けいおん!の大雑把な映画感想+αでした。尻切れトンボな終わり方ですみません。どうにかしようと思っていたら、投稿するのが延びそうだったので、このまま投稿する事に致しました。折角書いたし。

 

 

 いじょー。

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