アルビニーノ の アダージョ
日記を書く前に、アルビニーノのアダージョを聴いていたら、日記を書く気にならなくなったり。この曲は凄い。
何が凄いって、この曲は『悲劇』をもっとも凄く表していると思うんよ。
カミュが書いた文章に
「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ」
ってのがありますが(不条理と自殺より)それを思い起こさせる曲だと僕は思います。カミュ曰く『哲学の根本問題』に答える判断を必要とする問題、それを思い出させる曲がこれだと思います。
僕は今まで、沢山の曲を聴いてきました。万人の前で話しても卑下されることは無いと思われる曲から、誰もが引く曲まで。下ネタな曲とかなら沢山持っていますよ。ザッパ好きだし。エロゲーの曲も持っているし(つーてもだ、Under17の曲は良いと思う。あれを否定してまで良い顔をする気はない)。
しかし、死、自殺、を髣髴させる曲の前ではそれらの問題(?)も霞む。ぶっちゃけ、下ネタの曲は、まだ『生きる』って方向に向いているから、まだマシだと思う。人が自ら破滅に向かう、その方向性こそ僕たちは問題視するべきではないのか。
その問題を思い起こさせる曲、それこそが本当に問題があり、かつ危ない曲だと思います。それが、今日の日記のネタにもなった曲『アルビニーノのアダージョ』だと"僕"は思います。
しかしなんだろうね、テクノロジーの違いがあるからアレだけど、バロックの時代で結構広い範囲の音楽をカバーできていると思うわ。バッハがいるし。パッヘルベルとかも。
以上、音楽ネタの日記でした。
しかし、この曲は凄いなぁ。
いじょー。
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