Chiaroscuro / bio tolva
先日の日記でもご紹介させていただいた、bio tolvaの1stアルバムが今年(2012年)の6月6日に発売されました。以下、個人的なレビュー&感想を書きます。
尚、僕個人の感想がメインになってしまうので、その点ご容赦下さい。ここで、香川県丸亀市にお住まいのエドワード・ハウロングさんの気持ちになって書くってな方法もあるかもしれませんが。つか、誰だよそのハウロングさん。
それと、僕の文章の中に何か間違いとか、失礼な点がございましたらご連絡ください。訂正させていただきます。
んじゃ、感想を。
1:the rain darkens over
個人的に『シガー・ロス』の曲っぽいと思いました。シガー・ロスの2ndアルバムのOPを髣髴しました。メジャーコードのメロンコリックな感じの曲。
2:white place
前曲とは異なり、マイナーコードの曲です。落ち着いた感じの曲ではありますが、起伏が結構あります。途中から加わるストリングスの音がアヴァンギャルドっぽくて好き。
終わり方が好きだなぁ。
3:sacrifice
シガー・ロス 再降臨w
出だしを聴いたときにはそう思いましたわ。個人的に好きなタイプのメロディです。
だがしかし、途中から予想外の展開に走り、そしてまさかのエンディングが。最初、何が起こったのかと思ったわよ。
一つのメロディを色々なアレンジで再生している感じの曲です。結構華やかな感じがします。しかし、オチには驚いたわ。
4:illuminated
出だしが、何となく"ペンギン・カフェ・オーケストラ"っぽいです。良く似た感じの曲があったような気が。
同じ歌詞を繰り返す、小品っぽい感じの曲です。
何となくなんだけど、お酒を呑むときのBGMに合う気がしないでもないです。
5:grassdrops
テクノポップな感じの曲。このアルバム、打ち込みによる演奏がメインらしいのですが、それが一番はっきりと現れている(=それっぽい)曲だと思います。
6:ordering AZ
アルバムに先立って、公開されていた曲。
それ故か、1stシングルとしてカットされた曲ってな感じがしないでもないです。
歌詞はアルファベットのA~Zで始まる単語(&単語を含んだ文章)で構成されています。メロディ及び曲展開は、このアルバムの中でも一番取っつきやすい(≒キャッチーな)のでは無いのかと思います。
それと、個人的な話ですが、先日の日記(→♪)に書いておりますとおり、この文章を書いている僕もPVに参加させていただきました。それ故の思い入れもあるのかもしれませんが、この曲がかなり気に入ったみたいで、メロディが頭にこびりついたりしておりました。その結果、朝起きたときに脳内でかかっていたりすることが数ヶ月続いておりました。
あと、意外な展開の終わり方には笑った。最初聞いたときに大笑いしておりました。つーのもね、この展開が
ガ チ で ツ ボ
なんよ。と言うのも、長年に渡って、弊ブログとか僕個人とお付き合いしていただいている方はお気づきだと思うのですが、僕、メランコリーなメロディを激しく演奏するのが好きなんですよ。分りやすく書くとモグワイとか大好きなんよ。あと、マニアックだけど"イェスー"。
この曲と、後で出てくるもう1曲が特に好きです。
7:nintel
面白い感じのテクノロック。1分30秒過ぎた辺りからのベースラインが好きだわ。
このアルバムの曲の中でも特に緊張感が強い曲かも。
8:chiaroscuro
アルバムのタイトルナンバー。
YMOの『階段』を彷彿させるような、ピアノによるメロディがメインになっております。
淡々とした感じだけど、ジワジワと這い寄ってくるような感じの曲です。えぇ、今日もニコニコあなたに這いy....いや、何でもない。
話は逸れますが、『今日もニコニコ~』のキャッチフレーズで有名な今期のアニメがあるじゃないですか。えぇ、這い寄るアレですよ。んで、僕、原作から好きでして、確か3巻目が出たあたりから読み始めております。んで、このキャッチフレーズが結構好きでして、自分が司会をするあれこれとかで、自己紹介をする際に引用していたりしているんですよ。まぁ、それを国会議員現職の先生方の前でもやってしまったのはどうかと思いますが。
因みに、僕の仕事関係の協会での新年会でのビンゴ大会での話です。真面目な場面では流石に言わんわ。普通の人は真面目では無い場面でも言いませんが。えぇ、そうですとも。
尚、その新年会の後で、アスファルトの道路でヘッドスライディングをした模様。
話をもどそう。
9:icicle starfall
個人的なアレで何ですが、YMOの『邂逅』を彷彿致しました。出だしのメロディがそんな感じっぽいみたいです、僕の脳内では。
8曲目とカラーが似たような感じかも。落ち着いた感じのテクノポップ。
10:W.B
最初、"W.B" が何の略称なのか分らなくて"White Base"(← 下の方に乗ってます)? と思った僕は紛れも無く1960年代生まれ。(゚∀゚)
因みに、"ウィリアム・ブレイク"の略称ね。"カットアップ"とかの手法が有名ですわね。
あと、『裸のランチ』とか。この映画(元は、小説)のタイトルを見て、18禁映画かと思い、胸にときめきを感じた10代の日々。あのときめきは、もう帰ってこないのか。つか、お前はアルバムのレビュー&感想を書いているのか、漫談をしているのか、どっちやねん。 それとだ、おっさん、それは"ウィリアム・ブレイク"ではなくて、"ウィリアム・バロウズ"だ。 ←素で間違えた。
この曲も8~9と似たような感じの曲です。マイナーコードで、落ち着いた感じなんだけど、何かの不安感を感じさせるテクノポップナンバー。
8~10曲目は、割とクールダウンしているってな感じ。
11:monoceros
+.ヽ(;▽;)/゚+.゚
この曲の感想については、↑の1行で終わらせてもいいんじゃないのかと思うの。理由は、聴けばわかるよー。
念のためにちゃんと紹介をしておきますと、テクノ + バラード + 轟音 ってな感じの曲です。
12:moirai
8~10曲目と同じような感じの曲ではあるのですが、疾走感が強いです、この曲は(倒置法)。
あと、この曲は"US"と仰るバンドさんが参加させております(再度、読み直してみたところ、お二方ほど参加されていらっしゃるみたいです。見落としがあったらごめんなさい)。"US"さんに関するサイトはこちら。→ ♪
13:the autumn song
OPのピアノのメロディラインが、1曲目と4曲目のメロディラインにリンクしているような気がしてならない。
ひょっとしたら、このアルバムはコンセプト・アルバムだったのかも。('-'*)
↑と、思えたラストナンバー。安心のバラードナンバーです。
ボーカロイドを使用された曲かと思ったら、クレジットを見たら違っていた件について。ボーカルの処理が面白いなぁ。
続いて、初回特典版に附属していたリミックスCDの感想も書くわね。
1・grassdrops (Leggysalad Remix)
5曲目のリミックス。快活な感じになっております。つか、最初『どの曲がこうなったんねん?』ってマジで思いましたわ。w
2・the autumn song (Bertoia Remix)
13曲目(ラストナンバー)のリミックス。アンビエント色が出ているのですが、これに加えて機械的な感じのパーカッションの音が付け加えられております。原曲も好きだけど、こちらリミックスバージョンも好きだわ。
3・whiteplace (bio tolva Remix)
2曲目のリミックス。原曲よりもロックよりな感じです。逆回転風な音を付け加えたり、いかにも打ち込みっぽいパーカッションを加えてみたり。
原曲はアヴァンギャルドっぽくて、こちらはテクノロックっぽいってな感じかしら。音が。
4・Sell Your World (bio tolva × VOCALOID)
この曲は、リミックスではなくて初回特典で附属された曲です。
曲調は、マイナーコードのテクノロック風な感じです。ちょっとSFな感じがしないでもない曲です。人によってはこの曲が一番好きかも。直球過ぎる言い方ですけど「カッコいい」です。
で、ふと気になってネットで検索してみたら、ニコニコにこの曲がアップされていましたー。つか、ニコニコに大量の曲をアップされてらっしゃるよー。
以上、簡単にではございましたが、アルバムの感想でした。凄く、個人的な視点ですみませんでした。
因みに、かなりハイテンションな感じの文章にはなっておりますが、これでも推敲を重ねて、結構大人しくさせたんですよぉ。最初の文章はハイテンション過ぎて、全くおかしな文章になっていたからなぁ。('-'*)
いじょー。
追記:ゲストボーカル等で参加された皆様へ
もしもよろしければ、このページで簡単ではございますが、御方の宣伝も兼ねて。ブログ・サイト等へのリンクを張らせていただこうと思っております。もしもご希望でしたら、僕のツィッターのアカウント"Key_kun0906"か、この下のコメントにご連絡下さい。
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