Lullaby For The Evil / Uka
ここまでのあらすじ。: 途中まで書いていたら、PCがフリーズして原稿が全部パァ。il||li _| ̄|○ il||li
気を取り直して書くとしよう。
イギリス在住の日本人、UKAさんのアルバムです。以下、簡単にですが紹介を。つか、テンション帰って来い。>僕
1. Isobel
このアルバムのOP曲。ある種の不安感、若しくは焦燥感を感じさせるメロディから始まります。ドラムが入ってからの音の締まり具合が好き。
途中で、予想外の展開に入りますけど、安心の不安感に(それって、安心なのか?)。
この曲に関して、あまりあれこれ言うのも野暮なので、これぐらいで留めておきます。個人的感想としては、暗い藍色に閉ざされた、悲しみと不安を感じさせるサーカスを髣髴いたしました。
この曲は、特に好きです。つか、メインのメロディーが素晴らしすぎる。ツボだわ。
2. Inner Stream
アコースティックな、シガー・ロスってな感じのバラード曲。僕は、この曲のメロディが一番好きかも。1曲目は曲全体の雰囲気とかから、このアルバムの目玉ってな感じがしまして、この曲に関しては僕個人の趣味では、一番好みのタイプだと思います
3. Retrospect
メロディとか色々あるけど、この曲で一番おもしろいと思ったのは、ドラムです。特にハイハットの叩き方が凄い。
落ち着いた感じの 『ポストロック + ドラムンベース』 ってな感じかしら。
決して派手ではないけど、ドラムに上手く絡むベースラインにも注目。
4. Silence
チェロが結構メインな感じの曲(注:UKAさんは、ピアノとチェロを幼少の頃から習われているそうです)。
途中から、ちょっと意外だった展開が。エレピって良いよねぇ。
5. Songsinmyhead
日本語の歌詞で歌われる曲(これまでは、英語若しくは一部日本語でした)。
ピアノでの語り弾きの、マイナーコード(がメインと思った)バラード。
しかし、この曲を聴いて『アニメのサントラに合いそうだなぁ』と思った僕は、異端なのだろうか。結構、こんなタイプの曲も増えてきた気がするんですよ。>アニメのサントラ
話が、思いっきり横に逸れましたわね。ごめんなさい。
6. Orion
てーてれてれれ・てーてれてれれ (゚∀゚)
節子、それメタリカのOrionのベースソロや。 → ♪ (3分47秒あたりからです)
すみません、ふとMetalicaのOrionを思い出したので。大学時代に懇意にしていただいたベースの先輩がライブで弾かれていたので、何気に想い出の曲の一つなんよ。ビール好きだと"オリオン"と読みたくもなるわね。
ジャズっぽい感じの曲だわよ。
7. Nome
日本語の曲。マイナーコードが主体の、アコースティック + フォーク + ポップ ってな感じかなぁ。
サビのメロディが、不安感を持った美しさがあって素晴らしい。特に、ドラムとかが入ってバンド形式になったときに。
8. Garden
ここで、どうやって"Einstürzende Neubauten"(ドイツのバンド)ネタを絡めようかと、散々考えた挙句諦めたあたくしがここの文章を書いておりますわよ。(゚∀゚)
このアルバムで、記憶に間違いが無ければ、初めてのエレクトリック・ポップ。アコースティックでは無くて、エレクトリック楽器がメインになっているのよ。
曲調は、明るめのポップスね。ハンドクラップ調の効果音(もしくはパーカッション)が楽しい。ハワード・ジョーンズのデビュー曲を思い出したわよ。 → ♪ ← 因みに、このリンク先のPVで、踊ってらっしゃる方は単なるパントマイムをされる方ではなくて、ジェド・ホイルさんと仰って、初期のツアーで一緒に活動されていた方なんです。確か、日本にも一緒に来られていたはず(Hunger for the flesh でのパントマイムを何となく覚えていたりするんよ)。
9. Fall
Welcome to The Fal節子、それミニストリーの"The Fall"や。 → ♪
一々、ボケないと気がすまないのか、僕は。
後の2曲はリミックス版ってとこから考えるに、この曲がアルバムのラストナンバーなのではないのかと思います。
多分、メジャーコードがメインだと思うのですが、明るくなるってわけではなくて、凄く落ち着いた感じの曲です。
ギターのアルペジオが、何か好き。(・∀・)
10. Orion - Ametsub remix
6曲目のリミックス版ね。「テクノ+アンビエント」の要素が加わった感じになっております。
11. Isobel - Melodique remix
1曲目のリミックス版。何というか、僕が受けた印象として一番適した物が"XTC"のアルバム"Explode Together: The Dub Experiments 1978-1980"でした。
XTCの方のアルバムの簡単な説明をしておくとね、ギター&ボーカルのアンディ・パートリッジがXTCの曲を基にして再構築したアルバム等を集めた作品です。
何故か、このアルバムを思い出したリミックスでした。オリジナルの1曲目とは違い、ノイズ+アンビエントな感じを受けました。
んで、このアルバム全体の感想ですが、『雨が降っている日曜日の朝に合いそう』でした。『休暇』では無くて『日曜日』ね 。
日曜日にある独特の雰囲気に、雨による一種のメランコリックみたいな物が混ぜあった時に、朝食を食べながら、若しくは朝食を終えて雨が降る外を眺めながら聴く、生活としてのBGMに凄く合う気がします。あと僕は、このアルバム全体の印象を色で言うと、蒼色に感じます。何でだろ。1曲目の印象が強いのかなぁ。1曲目がツボだったからなぁ。あんなメロディ、どうやったら思いつくんだろう。
以上、簡単ではございましたが、アルバム感想でした。何か、変なこととか、間違えていることを書いていたらごめんなさい。場合によっては適時修正いたしますので、その際はご連絡下さい。
いじょー。(・∀・)ノ♪
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