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自由・ユーモア・ジョーク

 まず先に言っておきますが、僕はテロ行為には反対です。

  

 先ほどの一文から、僕が何について書こうとしているかは分かると思います。昨今、新聞の1面を飾ったニュースですし。

  

 あの事件に対して、色々な方が作品を出されました。その中でひとつ気になったのが、『このままではユーモアが失われてしまう』ってなことを男性が話している一コマ漫画がありました。確か、白黒。

  

 しかし、ここで気になったのが、彼らが言う『ユーモア』って何なんでしょう?

  

 今回の件で問題となった絵を何枚か見たのですが、あれはユーモアと言っても良いのか?  

 僕が見た絵の中には、あの宗教の預言者(クリスチャンにとってみれば、イエス・キリストのような方)と思われる人を、全裸にして四つんばいにさせていたりするのですが、それはユーモアで済む話なのか?

 僕たちの立場で考えてみると、12月23日が休暇だけど、その理由をご存知の方にとってみて、その方々(両陛下)に対して同じような絵を書かれて、ユーモアとかジョークで済ませることができるでしょうか? 例え、テロ行為はしないとしても。

 もう少し身近に考えてみましょう。例えば、あなたの配偶者とかご子息(特に、女性)のあられもない姿を写真に撮られて、それをネットで流されたとして『ジョークだよ、気にするな』と言われても許せるでしょうか? ここで重要なのはその対象となるのは『あなた自身』ではなくて、『あなたが大事にしている方々』というところです。僕が思うに、人間、自分の痛みに対してはかなり耐えることができるとは思うんですよ。しかし、自分が愛する・大事にしている人が痛めつけられるのは、自分のそれに比べて尚更痛い、何故なら、自分の痛みは自分で理解できるけど、他人の痛みは自分で理解しようがない(想像に任すしかない)からだと思うんですよ。

 で、ここはちょっと日本国民には分かり辛いとは思うのですが(宗教的な背景が全く異なるので。一神教と多神教の違いは結構大きいと思うのよ。因みに日本は多神教ね。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は一神教です)、あの宗教の方々にとって預言者の方は、何よりも尊敬すべき方なんですよ。『宗教』と言ってしまったら拒否感もありそうですが、『文化』と捉えていただければご理解いただけるかと。畳を敷いている部屋に、土足で上がられたら良い気持ちはしないでしょ?それと一緒(実質的な意味から考えると、乱暴な例えではありますが。ただし、文化の違いと受け止めてもらえれば、分かりやすいかと思います。でもね、世界情勢の問題について考えるときに、宗教問題を抜きにするのは無理です)

   

 話を戻して、『ユーモア』及び『ジョーク』について考えます。

  

 拙い文章でしたが、その預言者があの宗教の方たちにとってとても大切な方だってのは何となく理解いただけたのではないのかと思います。そして、その預言者を先に書いたような方法でバカにする。そして、それを問い詰められたときに『ジョークだよ、ジョーク。一体何をそんなに怒っているんだ?』と返すかもしれません。そして、日常でも相手を怒らせたときに『ジョークだよ』と言う方も、そして言われた方も多いと思います。僕は、この言葉の本当の意味は、

  

 これは単なるお遊びだよ。お前、一体何を本気になっているんだ?ちょっとした遊びじゃないか。それに対してそんなに熱くなるなんて、お前は(俺に比べて)低脳か? お前バカだから、俺の知的溢れるユーモアが分からないんだろ? 

   

ってなところなんじゃないのかと思います。要するにね、ジョークとかユーモアを盾にして、相手を貶め、自由を人質にして

  

『おい!俺の表現を妨げる気か?もしも妨げたら、この自由が死ぬぞ?』 

   

(銃声) 

   

『何てこった、自由が死んでしまった! お前らが俺らの表現を妨げるから引き金を引いたんだぞ! 俺に引き金を引かせたお前らが悪い!!』 

  

てなことをやっている気がしてならん。勿論、本当に人を殺めちゃだめさ。論外だわ。あと、基本的に表現の自由は守るべきだと思うんよ。だって、誰かにゆだねたら一気に独裁国家さ。でもね、超えちゃいけないラインってのはあると思うんよ。怖いものが無いって言うのならば、僕が禁断のネタを出してやるよ。それを書いてまで自由とユーモアとジョークを訴えること出来るのならたいしたもんだ。

 ハムラビ法典で『目には目を 歯には歯を』と書いているそうです。ならば、『ペンにはペンを 風刺には風刺を』を思いつかなかったのかしらね。そこが残念。いや、ちょっと調べてみたんよ。同じような感じで反撃できるネタがあるのか。10分もかからずにネタを見つけたわ。あの宗教の方々って、皮肉とか基本的にないのかしらね と思ったよ。
 
 僕自身の話になりますけど、僕は安芸門徒だけど、行動は神道で、考えの基本はキリスト教ってな感じのごった煮(つか、宗教的な見方をするとありえないほど滅茶苦茶)な人間でして、ビールと串カツの組み合わせを捨てる気はさらさら無いし、エロコンテンツが大好きなので、あの宗教に入ることは無いでしょうけど、仮にそんなことがあったら、一番どす黒い考えの持ち主が僕になるんじゃないのかと思ったぐらい、どうして皮肉返しを思いつかなかったのかが謎です。
  
   
 自由にユーモアは大事です。ジョークは、無くてもいいかな?(ジョークだよ、ジョーク。気にスンナwww)しかし、その『大事』ってところを盾にして、相手の敷地を荒らすことはあってはいけないと思います。勿論、完全にそれをすることは無理だとは分かっています。世の中、どんなことだって腹を立てる人はいます。だって、価値観なんて人それぞれ、バラバラだもん。99%一緒でも、残り1%のズレでもめたりすることなんて、昔から沢山あるでしょ。
  
   
 自由を理由に、何をやっても良いと考えるのは、自由を理由にして殺人とか窃盗とか強姦を行なうのと大して変わらんと思います。
 
  
 人は自由である為に、自らを律するべきではないでしょうか。
  
   
 以上、フランク・ザッパを聴き、モンティ・パイソンを観て、氏家ト全と「くずしろ」作品を枕元においている酒好きが思ったことを書きました。あぁ、そうさ。下ネタ大好きさ。
 
  
 繰り返して言うけど、テロ行為は絶対にダメ。尚、僕は闘うことを否定はしません。ただし、それは相手も戦える状態であることが前提にあります。人間、どうしても闘わないといけないときがあります。別に暴力行為だけじゃないよ。あなたが働いてらっしゃるのならば、どうしても避けることができないこともあるでしょう。世の中には沢山の戦いがあります。僕は、フェアプレイに関してはノータッチです。但し、テロ行為みたいに、一方的な押し付けは嫌いです。同じように、イジメも嫌いです。イジメもテロもアンチフェアってところで一緒です。
  
  
  
 つか、あんな絵を描かないと受けが取れんのかね。

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