Solitude of System
新曲をアップします。尚、
・ジャンル:(多分)ドゥームメタル&コンテンポラリー 要するに『暗い』
・長さ 24分19秒 つーても、4曲を一まとめにして1曲ってな感じ
・3パート目からはある意味何をやっているのか、人によっては不安。 言い換えれば、2曲目までは分かりやすいかも。
・安心のインストゥルメンタル作品。えぇ、歌ってはおりませんとも。音痴だからね。仕方ないよね。
タイトル:Solitude of System ← クリックしたら曲が流れます。
0) : (a part of sketch)
a) : Threshold
b) : Why Prolong The Agony ?
c) : Oxynium
d) : Po)))-lo)))-nium
<使用楽器等々>
Guitar
Fender Japan STM650 (改造済)
Bass
Fender Japan JB62-US (改造済)
録音&ミキシング&ドラム
BOSS BR-800
BOSS BR-600 (polo
ドラムパターン作製
BR-600,BR-800
Domino (フリーソフト)
WAVEファイル操作
SoundEngine Free (フリーソフト)
WAV → MP3変換
午後のこ~だ (フリーソフト)
Biola & Violin
iPod Touch 5 with ThumbJam
Piano & Strings & Chorus on Po)))-lo)))-nium
F02F with chordbot
Noise Effect on (a part of sketch)
Gt6 by BOSS
ELECOM製ハンドクリーナー ( Po)))-lo)))-nium で使用)
酒 (冗談抜きで、3曲目で必要)
効果音 on Why Prolong The Agony
サイト『無料効果音で遊ぼう!』様の『強い風1』を使用させていただきました。
管理人の小森様、誠に有難うございました。
じゃ、順を追って簡単に解説するね。
0) : (a part of sketch)
出だしの4秒間のノイズ。元々は、Po)))-lo)))-nium(以下、Polo)の背後で使用しているノイズからの抜粋。
このノイズですが実は全部で20分ぐらいありまして、sketchってなタイトルをつけております。元々この曲(と、言うのか)があって、今回の作品群を作ることになったんよ。そこらの細かいところはPoloの解説で。
因みに、このノイズを作成したきっかけは、某まとめサイトを見るときのBGMでノイズな曲が欲しいなと思って、特にこうだといったのがなかったのでたちまち自分で作っちゃいました。作成したのは彼是4~5年ぐらい前じゃないかしら。よく覚えていないのよ。
作成に使ったのはBOSS社製のマルチエフェクタGT-6です。そのまま使えるエフェクタが入っているのよ。
この曲(?)の20分バージョンを流したほうが、一部のノイズ好きには一番受けが良いかもしれん。
a) : Threshold
約5分40秒。
Poloを作成しているときに思いついた曲。尚、思いついたのは2年ぐらい前で、そもそも中心となる曲が完成しないから作成していなかったらコード進行をいざ録音ってなった時に忘れていた模様。
今回の曲の中では唯一ギターソロがある曲。
あと、3/4のワルツのテンポに初めてトライしてみました。2年前からこの曲はこのテンポでやろうと決めておりました。
因みに、僕にとって作詞作曲は日記の一つになるのですが、この曲はかなり自分を出せたのではないのかとは思います。でも、今まで自分を出していなかった曲があるのかといわれると無いのでなんともかんとも。
ギターソロだけど、いざ録音って段階になったときに『で、ギターソロどうしよう。誰かにお願いしようか』とマジで考えた。つーのもだ、まったく何も考えていなかったのよ。えぇ、それまではコード進行しか存在しておりませんでしたわ。しかも、そのコード進行を思い出せずに順番間違えて録音開始しそうになったのですが。もうね、グダグダ過ぎよ。で、何度かあれこれいじりながら作りました。結果的には、いかにも僕が好きそうなメロディになったよ。
b) : Why Prolong The Agony ?
約2分49秒
Thresholdと同時に思いついた曲。僕にしては珍しい感じの曲と思う。
終わりのフレーズは、僕が以前リリースした曲(Loser)の中間部分からの引用。終わり方をどうするか考えていたときに、このフレーズを使おうと思いつきました。尚、転調部分の元ネタは、King Crimzon の Lament から。この曲が好きでねぇ。1曲目からの流れは涙を禁じえませんわ。尚、その涙は途中で乾く模様。意外な展開だったからなぁ。つか、高校生の頃にラジオで初めてこの曲(Lament)を聴いたときの感動と言えば。
先にも書いたけど、途中の効果音は『無料効果音で遊ぼう!』様の作品を使用させていただいております。改めて御礼を申し上げる次第です。
一度ミックスしたら、ベースの音が小さ過ぎて聞こえなかったのは今となっては良い思い出。
音の左右の振り方も元から考えておりました。尚、それから2年間。Poloが出来るまでは作る気がしなかったからねぇ。
c) : Oxynium
約5分49秒
えっと、この曲ですが、当初の予定から全く違う曲になってしまいました。
本来この曲は、僕が夜にお酒を飲みながら適当に楽器を弾いているのを録音して、それをミックスして作る予定だったんですよ。要するに、お酒でタガが外れた僕がギターとかでグニャグニャ弾くのを録音して、ミックスしてやろうかと。何で、同じ意味の文章を2回書いているんでしょうね、僕。尚、この文章もお酒を飲みながら書いておりますよ。えぇ、アル中と言われても仕方ない生活ですわよ。
で、この曲の準備とかしていたんですよ。要するに、酒を飲んでいたんですよ。記憶に間違いが無ければ『キリン のどごし生』とか飲んでいたわけですよ。で、良い感じに酔っ払ったので録音をしようと思ったのですが、ここで、バンドのリードギターの子(以下、たくちゃん)から教えてもらったソフト"ThumbJam"を使って録音しちゃえってことになり、ついでだから、今まで使用していた楽器を使わずに録音してしまおうってなことになりました。
で、僕はこのソフトでよくチェロの即興演奏をして遊んでいるんですよ。マイナーコードで延々と演奏するのが好きで。僕の闇は深い。
で、このソフト、スケールの選択ができまして、マイナースケールを選んだらその音だけの演奏とかができるんですよね。なので、酔っ払っていてもそれっぽく演奏ができるのよ。で、折角だから普段選びそうに無いルート(コードの元になる音)を選ぼうってことになり、ルート音をB♭(読み方:ビーフラット 意味:シの半音下 若しくは ラの半音上)にしました。
まずはチェロの音で録音。
続いて、ヴァイオリンの音で録音。尚、ヴァイオリンのパン(音の位置と思ってね)が、自分でも意味不明なところに置いた模様。特に変ではないのだが、何故あそこに置いたのかが自分でも分からん。
(尚、この間にこのソフトを紹介してくれた「たくちゃん」から電話があったのに気が付いてかけなおした模様)
で、2つの楽器の音を入れて、中央に他の楽器の音を入れようとしたのですが色々と試してみたもののどうもしっくりこなかったのよ。
で、ふと思いついたのが、この曲を録音している機材BR-800のプリセットドラムを使ってみようかと。最初の『今まで使用していた楽器を使わずに録音』 ってなコンセプトから外れてしまいますが。酔っているし、もういいやー。(゚∀゚)
つーわけで、120bpm(注:1分間に120拍)でドラムを設定して、パターンは一番最初にあるやつを選んだはずだ(記憶なし)。
で、ドラムを再生してみたら悪くなかったので、そのまま採用しようとしたのですが、よく見るとテンポが49.3bpm。酔って何かいじったのか何がどうなったのか分からないのですが、普段の僕だとありえないテンポになっておりました。つーのもね、僕ね、今まで何度かDTM作品をリリースしたけどね、小数点以下は全部0だったのよ。何か、小数点以下が0でないと何か中途半端で嫌だったのね。でも、今回何がどうなったのか分からないけど、そんなテンポを設定していたので、そのまま採用してしまいました。その結果、以前からやってみたかった服部隆之先生による曲『影』に対するインスパイア的なことができましたわ。いえね、この『影』って曲ねホラーっぽい感じなんだけど、途中で無機質な感じのドラムが入るんよ。それがある種の緊張を生んだりして、物凄くカッコいいです。尚、この『影』ですが、もう入手は難しいと思います。つーのもね、10年以上前のサントラに収録されているのよ。12人の妹がうんぬんかんぬんな感じのバタフライエフェクトも裸足で逃げ出しそうな作品のサントラってことは黙っておこう。
酔っ払った状況での作業を録音した曲と言えば、そうなります。
あと、曲のタイトルですが、多分この世に存在しない単語だと思います。つーのも、自分で作ったのよ。『意味を持たない。何も主張しない』ってな感じの思いがあってね。
d) : Po)))-lo)))-nium
この曲の元ネタは、中学生ぐらいまで遡ります。
ポール・マッカートニー&ウィングスのアルバム『ロンドン・タウン』に"モース・ムースとグレイグース"って曲が収録されているのですが、これを始めて聴いたとき、最初から最後までノイズが入っているのに感銘を受けて、いつかノイズを背景にしたバラード風の曲を作りたいと思いました。因みに、『モースムース~』はプログレ+メタル+トラディッショナルフォーク ってな感じの曲ね。滅茶苦茶かっこいいと、僕は思う。つか、この曲に対する評価が低過ぎて僕選手、不満の模様。
続いて、高校生か中学生の頃なのですが、小学生の頃に読んだ学研から出ていた『世界の偉人』ってな感じのマンガ単行本で、『キュリー夫人』が発明したシーンで夫と手をつないで喜んでいるシーンが心に残っているのよ。で、その時に見つけた元素の名前を母国『ポーランド』から取り『ポロニウム』と名づけたのが印象的でした。で、いつか「何も主張しない曲」を作成して、その時には物質の名前をつけたいと思っており、いつの日か『ポロニウム』ってタイトルの曲を作ろうと脳内で思っておりました。脳外で思っていたら凄いな。
時は流れて髪の毛が少なくなった40代。
Sunn O)))(読み方:サン)のアルバム"Monoliths & Dimensions"を入手いたしました。内容は主にストーナーと言うのか、ドゥームメタルと言うのか。知人のデスメタル好きの方に紹介してみたところ「マジ、無理」ってな御回答をいただいた作品です。
だがしかし、
このアルバムのラスト(つーても、4曲しかないが)の"Alice"って曲が、どうやらインプロの曲らしいのですが、まさかのゆったりとした感じで、サンではあり得ない(と思える)メジャーコードっぽく優しい展開で終わりました。もうね、この曲に一時期すっかり嵌ってしまいましたわ。
で、ここまでの経緯とかがあって、この曲の作成を思いつきました。彼是、少なくとも3年以上前に。
えぇ、凄く作業が中断したのよ。
つーのもね、一度録音してみたのですが、何か気に入らなくて没にして、気が付いたらDTM作業が捗る冬が終わり作業はそこで放置。
続いて、バンド生活が楽しいのでDTM作業をすることなく、気が付いたら春。
再度作業に取り組んでみたものの、展開とかドラムパターンとかいじりすぎて何がなんだか分からなくなり破棄。
つか僕選手、バンド活動が楽し過ぎてDTM作業がおろそかになっていた模様。つか、元々DTM作業を始めたのがバンド活動がないことに対するフラストレーションからだし。
でも、いい加減に作品を作ろうと一念発起したのが、今月(2015年2月)ぐらいじゃったと思うよ。
話は遡って、先ほどの曲で使用したThumbJamを買ったときに、勢いでアンドロイドOSでも使える作曲支援ソフトchordbotを買ったのよ。これね、コードを打ち込んで楽器を指定したら自動で伴奏を作ってくれるソフトなんよ。で、このソフトで色々と遊んでいたときに、ふと今回の曲のことを思い出して、コードを打ち込んで展開を考えて伴奏を作ってみました。で、WAVEファイルで出力ができるのでやってみて、一番最初に作成した音源とあわせてみたらピッタリはまった(僕、若干どこかでテンポがずれるんじゃないのかと思っていたのよ)ので、そのままミックスして、終わり部分(ギターのコードのみの箇所)を録音して、何とか完成させました。つーても、やってみたいことは色々とあったんだけど、それに拘っていたらいつまでたっても完成しないと思い、たちまち完成させることを一番にすることに致しました。
つーわけで、発想の思いつきから考えると彼是30年近くかかったのですが、何とか作成いたしました。
いつか、poloだけでも再録音はするかも。
いじょー。
<2015年2月19日 追記>
タイトルに関して書くのを忘れていた。言葉遊びとかが趣味なので、ぼちぼち重要なところなのよ。
・sketch
元ネタは『素描』から。『素猫』では無い。GAの新作はいつでるのかなぁ。('-'*)
・Threshold
僕は理系出身なのですが、この言葉は良く出てきたのよ。日本語で言うと『閾値(しきいち)』ね。ニューロン関係で始めて聞いたかな。アセチルコリンとか、懐かしい。
コード進行を思いついたときに、同時に曲タイトルをつけたはず。
この曲のタイトルは固定です。変更予定は無いです。
・Why Prolong The Agony?
元ネタは、仕事中に僕が半切れで言った言葉。色々とあるのよ。
尚、主語とか目的語とかを入れていないのはわざとです。意味を固定したくなかったので。
この曲のタイトルも固定です。変更予定は無いです。
・Oxynium
元ネタは、「酸素+アンモニウム」あたりの造語。 のはずだったのだが、一文字変えるだけで本当に存在する言葉になっていたので、ちょっと驚いた。
本来は他のタイトルとかを考えていたのですが、何だったのか綺麗さっぱり忘れてしまいました。
この曲のタイトルは固定しておりません。つか、元々の予定の曲では無いし。意地でも意味を持たせないんだろうな、僕は。
・Po)))-lo)))-nium
元ネタに関しては先に書いておりますね。で、この曲、実は色々なタイトル案があったのよ。Darkgazer とか Poly-oxynoid とか 「スカンジナビア半島」 とか。何で、スカンジナビア半島なのかは問われても困る。何故か一時期脳内でこの言葉が流行ったのよ。何故かはしらん。
曲名は固定されているんじゃないかなぁ。どうなんだろ。
・Solitude of System
他にも色々考えたのだけど、何となくたちまちこれで。とりあえず各単語の頭でSOSとなっていれば良かったのさぁ。気が向きゃ『世界を大いに盛り上げるための涼○ハルヒ(の団)』でもかまわなかった模様(気が向くとは言っていない)。尚、sex と suicide は単語の持つインパクトが大き過ぎるので、当初から使う予定はありませんでした。
以上、追記でした。
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