勇者が魔王を倒してくれない 感想文
『這いよれ! ニャル子さん』で一大ブームを巻き起こした逢空万太さんの新作です。
タイトルの読み方は『勇者(かのじょ)が魔王(ぼく)を倒してくれない』です。今、気が付いた。
内容は逢空さん独特のスラプスティックな感じです。分かりやすく言うと、突っ込み役が一名いて、それ以外のキャラが暴走しまくっている感じです。ニャル子でもそうだったなぁ。但し、深山さんちのベルテインに関しては主人公もある意味暴走しているからなぁ。ヴァルキリーワークスは買っているのだが1巻が何処に行ったのか分からない。まだ読んでいる途中なんだよねぇ。
たちまち、簡単に内容を書きますと、異世界に飛ばされた主人公が魔王にさせられて、勇者に倒してもらわないことには元の世界に戻れないのだが、その勇者が主人公にべたぼれでうんぬんかんぬん。
この作品の中心となるネタはRPGかなと思います。ロマサガ3まではやっていたから、何となく分かる。パリィも知ってる。僕個人は、あんまり重宝しなかったけど。なんちゃら風月下だったっけ?ロマサガ2で出てくる技は好きだったなぁ。友達に裏技を教えてもらって、ロマサガで光の技で使えるソードを装備して光のレベルを上げまくった思い出が。GB版のサガシリーズもやったけど、GB版は2が一番良かったな。オリジナルサントラ付きの攻略本を買ったわ。尚、まだ持っています。因みにロマサガでは辞典が発売されまして、それも買いました。これもまだ綺麗に持っているわよ。
話がそれた。
で、近作の主人公はニャル子さんと同じく突っ込み役です。ヒロインは、ニャル子さんと違って腹黒さが無いです。つか、ちょっとオツムに問題があるのでは無いのかと思えるぐらいな感じも。料理は得意な模様。つか、家事全体は得意な雰囲気が。
一つだけ謎なのが、何故にヒロインは主人公に惚れてしまったのかが分からない。ニャル子の場合、見た目が好みってのが早々に書かれていたのですが、何故に今回のヒロイン(つか、名前はユーシャ)が主人公に惚れたのかが不明なんですよねぇ。僕が、見落としていない限り。そこらあたりは、次巻があれば判明するかもしれん。つか、何故にこの娘さんは婚姻届を持って歩いとんねん。w
でだ、個人的にヒットしたのが、どうやらこの異世界には『広島』が存在する(若しくは、存在していた)可能性があるってところが。(゚∀゚)
Welcome 異世界
尚、舞台となっているところの主な元ネタは作者さんの出身&在住の北海道です。尚、北海道には北広島市ってところがあります。北広島町じゃないよ。町の方は広島県になっちゃうよ。
尚、この作品、ヒロインが活躍するのは結構ページ数が経ってからです。それまでは、主人公と、元の原因となった存在とのかけあい漫才がメインになっております。
とりあえず、ご都合主義でも何でもかまわないから、鬱展開が無く、ストレートに楽しみたい方には良いと思います。つか、この逢空さんの作品自体が大体そんな感じだと思うよ。楽しいのは良いことだと思うよ。作品で鬱になりたかったら、カネイトでも聞こう。(ゲス顔)
いじょー。
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