【ラノベ】英雄教室【レビュー】
今月で4巻まで出てるよ。
先日レビューを書いた「新木 伸」先生の作品です。挿絵は「森沢晴行」さん。昨今パートナーとして有名な「あるや」さんでは無いけど、この話だと森沢さんの絵柄の方が合っていると思うわよ。
んで、簡単に内容を書きますと『魔王との戦いで相打ちになり、すべての力を失った元勇者が、普通の生活を送りたいってことで学校に入学したら、そこは勇者を養成する学校だった』ってな感じです。主人公、すべてのパラメーターが余裕で振り切れているぐらいの強さなので、一般人として生きていこうとしても、それが中々許されなかったり。尚、基本的にコメディです。ほのぼの系な感じです。
で、この作品。わざわざレビューを書くぐらい好きなのですが、それには色々と理由があるのよ。以下に、簡単に書きますね。
○主人公が無双・無敵状態なのに嫌味が全く無い。つか、戦い以外の大半が分からない模様。尚、2巻目では意外な弱点も。
○メインヒロインは、俗に言うツンデレタイプか? 最初は堅苦しい性格だったのに、2巻目ぐらいから段々と残念系になったりしたり。4巻目では遂に無双状態ゆえに自分の意見を押し通していたのが、意外な方向で静かに反論されたり。
○この手の作品では、男性キャラはあまり陽が当たらない、つか名前が出てきてもそのままフェードアウトすることが多いのに、最初のほうで名前だけ出てきた男性キャラが途中から割りと出てきて、遂に3巻目では恋バナストーリーでメインに立ったり。あと、最初から出ている男性キャラで、よくあるような感じのキザキャラがいるのですが、性格悪いのかと思いきや、2巻目で主人公の弱点が分かったときの話では、キザキャラが崇めているメインヒロインに対しても「さすがにそれはやりすぎだ」と反論をしたりして、結構いいやつ。
4巻目の1話までしか読んでいないのですが(今日買って、まだ読んでいる途中なのよ)、ほのぼの系ではあるけど、普通ツッコミを入れたくなるところに対してわりと丁寧にツッコミを入れている作品だと思います。
尚、僕、この作品の新作を入手したら、広島北ホテルに行って、お風呂で思いっきり温もった後にアイスクリームを食べながらこの作品を読むのが生活習慣になっている模様。あそこの休憩室で読むのに最も適していると思うんだ。根拠とか理由とか全く無いんだけど。
個人的にかなりお勧めシリーズです。
| 固定リンク
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 2020年 入手した曲とかアルバムとかに関しての個人的感想とか総括とか(2020.12.30)
- 『プロジェクト東京ドールズ』作中歌 個人的感想(2020.12.29)
- ライフル・イズ・ビューティフル って言うアニメを観た(2020.07.01)
- 広島妹おどりゃー!もみじちゃん!! 2巻目(2019.11.27)
- 大江山流護身術道場(2019.09.23)
コメント