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Terminus by jesu

 2020年に発売されたjesuのアルバム。
  
  
 11月13日(金)に入手したので、早速当日にでもレビューを書こうと思ったのだがこのアルバムを理解するのがそう簡単にはいかなくて、結局数日の時間が必要になった。
 
 
 車内とか帰宅してから何度も通して聴いているので、既に10回以上は余裕で全体を通して聴いているはずなのだが、未だに理解しているとは言い難い。しかし、あまり時間を空けても書くのが7年後とかになってしまいかねないので、たちまちレビューを書いてみることにしました。
  
 
 まずは、各曲の簡単な感想から。
 
 
 
1 When I Was Small
 
 Moby の We Are All Made Of Stars を彷彿させるドラムから始まるミディアムナンバー。前作("Everyday I Get Closer To The Light From Which I Came")とは異なりギター・ベース・ドラムがかなり表に出てきているような音作りをしています。
 
 後半部分はちょっとダークな感じ。稀にこんな感じの曲があるんよね(例:Christmas)
  
 
2 Alone
 
 1曲目とは大きく変わって、アンビエント+シューゲイザー+ロック な感じの曲。前作の2曲目と音の構成は違うが、ベクトル的に似ているような気がしないでもない。
 
 曲調はかなり明るい。つか、お洒落と思う。80年代ポップスの風味も少しあると思う。何か、ポールマッカートニーがやっても違和感無さそうな気がするのだが、この曲は。リピート必須な名曲。
 
 
3 Terminus
 
 アルバムタイトル曲。1曲目に似たような感じな音で始まります。雲や霧が立ち込めた風景が似合いそうなドゥーム・ポップ(バラードかも)。こんな風に書くとおどろおどろしい感じかもしれませんが、メロディは綺麗です。安心のメロディです。
  
 終わり方がちょっと不思議な感じ。タイトルの意味は「終着駅」。何だ、僕の近所か(違)(注:日本国内でぼちぼち有名な終着駅が近くにあるのよ。日本全体で行われているイベント「終着駅サミット」も開催されたことがあります)
 
   
4 Sleeping In
  
 出だしでちょっと驚いたw 物凄くスローな曲。前々作("Ascension")に収録されている"Broken Home"を思い出した。終わり方がタイトルとおりぽくて好き。
  
  
5 Consciousness
  
 アンビエントナンバー。歌詞が意味深(と書いておきながら、最初は「ゾンビかな?」と思ったのはここだけの秘密だ)。4曲目の終わりで寝てしまって、そのまま夢を見ているような感じかしら。タイトルの意味は「意識」。
 
 
6 Disintegrating Wings
 
 スローなバラード。5曲目に続いて夢の中にいるような感じ。タイトルを訳すと「崩壊する翼」。
 
  
7 Don't Wake Me Up
 
 ミディアムテンポのゆったりとした感じのポップナンバー。尚、3/4拍子。ワルツのテンポね。後半のインスト部分は中々に美味しい。"Ascension"収録の"King Of Kings"を彷彿させる。両方ともラストから2番目の曲だし。
 
 
8 Give Up...
  
 本作唯一のインスト(歌が無い曲)。前作・前々作もラストの曲はインストだったわね。どちらかと言うと不穏な感じがしないでもない曲。jesuでは少し珍しいかも。YMOが流行っていたころのテクノナンバーみたいな感じがする。
 
 何度聴いても80年代を思い出すのだが。さっきにも書いたけど、何かYMOをほうふつさせるんよね、この曲。
 
 
  
 続いて、このアルバム全体の感想を。
  
 
 今回のテーマは『拒絶/依存/究極の孤独』だったり、ライナーを読むに書いている人も前作である種の到達感を感じていたみたいとか、書こうと思ったネタは色々とあったのですが、何度か聴いていて感じたのは今作は今までの作品と比べて『音の余白』が多い気がしました。特に4曲目以降。それと、今までと比べてバンド形式からDTM(風)に近づいている気がします。『音の余白』に関しては今までも"Clear Stream"で感じることはありましたが、あの曲は完全にバンド形式でした。今回の作品はジャスティンのDTM作業に対するアプローチが表に出てきたような気がします。ミニアルバム"Why Are We Not Perfect"もDTM風な作品かもしれませんが、今回みたいに音の余白が無い(言い換えると、Why~は音が密集している)感じがします。
 
 
 新たなアプローチと言うよりも、表現方法を少し変えてみた感じでしょうか。
 
  
 偶然にもコロナ禍の今にふさわしい作品になった気もしますが。生ドラムが入っている曲も数曲あるけど、それもリモートで作業されたみたいだし。
 
  
 言ってしまうと『これこそjesuのアルバムだ!』って感じでは無いんですよ。とは言っても、安心のjesuメロディではありますが(ここはとっても重要)
 
 
 この原稿を手直ししながら今日(多分)3回目の鑑賞を終えたけど、結局未だにこのアルバムの全容が掴めない。
 
 
 次はどのようなアルバムになるのでしょうか。僕は冗談抜きで、世界の動向にかかっていると思います。結構左右される人みたいなので>ジャスティン・ブロードリック
 
  
 
 
 でだ、
 
 
  
 最後におまけと言っては何なのですが、この作品を聴いて色々と考えているうちに「ひょっとしてこのアルバムで伝えたかったのはこれでは!?」って言う変な意味の考えが浮かんだんですよ。えぇ『変な意味の』が。
 
 
 それは何かといいますとね、まずはこのアルバム収録曲の各タイトルを訳してみますね。ちと邦題ぽくもしてみます。
 
 
1・僕が若かったころ
  
2・孤独
  
3・終着駅
 
4・眠りの世界へ
 
5・意識
 
6・崩壊する翼
 
7・起こさないで
  
8・諦め...
 
 
 でね、このアルバム収録曲1~3と4~8で音が違っていると思うんよ。3曲目まではロックバンドっぽいけど4曲目からはアンビエントっぽいと言うか。 
 
  
 で、その後半部分を抜き出して、ちょっと手を加えてみます。
  
  
4・眠りの世界へ ← よし、寝よう
 
5・意識 ← ( ˘ω˘)スヤァ…
 
6・崩壊する翼 ← 何か、夢を見ている
 
7・起こさないで ← あと5分、あと5分したら起きるから
  
8・諦め,,, ← 仕事行かなくちゃ....
 
 
 
 そう!この作品は実は会社勤め等で疲れている僕たち一般社会人生活を表現したリアル生活なアルバムだったんだよ!!  ΩΩΩ<な、なんだってー!!
 
  
 
 やめて、石を投げないで

 

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