光触媒・外壁塗装の営業電話が来たんだけど
来たんだけど
光触媒、光触媒って連呼してくるから「光触媒って何で出来ている?」「どうやって機能している?」って質問したら、相手が止まった。
いや、酸化チタンぐらい答えましょうよ。僕の知人で光触媒関係の壁を使用している工務店の方でも、ちゃんとそこは言えましたよ。尚、何がどうなってそうなるってのはさすがに知らなかった模様。まぁ、マニアックだし。そこまで知っていたらちと驚きだわよ。
逆に相手方がアナタースとか言い出したら藪蛇でしたが。えぇ。
と、書いている僕ですが大学(九州工業大学)の大学院で光触媒の実験、つか再現実験を行っていたのよ。御助力頂いた大学(福岡大学)さんでの再現をしようとして、1年半近くかけたわ。成功したのが誕生日だったのは死ぬまで忘れない。尚、彼女とかいなくて一人でポツンと研究室におりました。成功した後で一人ファミレスでハッピーバースデーとかやっていた模様。思い出しただけでも悲しいわ。
あと、再現実験と並行してリアクター作成とかもやっておりまして、その時にたくさんの光触媒(つか、酸化チタン)を作成しておりました。けっこう、手につきました。おかげさまで手の皮膚がボロボロでしたw (゚∀゚)
そう言えば、チタニア(酸化チタンのことね)を作成するときに使用した器具か何かを濃硫酸曹で洗っていたなぁ。ビーカーに溜めていた濃硫酸が次の日に溢れ出て驚いた記憶が。尚、先生がシンプルに理由を教えてくださいましたよ。濃硫酸は空気中の水分を吸い込むので、それで嵩が増してビーカーから流れ出たのよ。因みに、シンクの中だったからちと焼けたが大丈夫でした。あと、濃硫酸って乾燥材としても使うことがあるんだってさ。
しかし、光触媒って一時期流行って廃れたのかと思ったのだけど、未だに人気あるのね。
でも、壁に塗って大丈夫なのかしら? 壁の塗装と反応したりしないのかしら? ちと心配
久々にどっかにしまい込んでいる修論を引きずり出してみようかしら。面白いかも。
いじょー。
追記:濃硫酸は危ないっちゃぁ危ないですが、危険物の中ではまだそんなに強い方ではないです。最弱じゃないけど。本当に怖いのは強アルカリだからねぇ。容易に分解しちゃうからねぇ。
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